即納体制となれば、物流の迅速さも大いに求められるところ。加工工程や原料・製品保管場所への運搬、搬送トラックへの積み込みなど、同社の物流は、フォークリフトオンリー。2005年1月には、TCMの新型フォークリフト「INOMA(イノマ)」が導入された。「フォークリフトは1日約10時間稼働で、また15時ぐらいまでは出荷が集中するので、耐久性の高さが条件でした。そして、フォークがスライド可能で、正確な位置決めが簡単にできること。化粧合板はデリケートなので、傷がつかないように、フォークの先を丸くして欲しいとお願いしました」。 大きくたわむ性質のベニヤ板が原料である化粧合板は、扱いが難しい。かつて、納品時には補強のために敷き板を使っていたが、これが納品先ではゴミになってしまうか、貴重な保管スペースを狭くすることに。そこで、敷き板を排除し、その代わりに、製品のハンドリングの際に、より細心の注意を払うことにしたという。