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深住友金属工業鰍フ鉄鋼物流を担う住友金属物流鰍ヘ、日本屈指の内航輸送実績を誇る。全国5カ所に主要流通基地をもち、卓越した入出庫管理システムを駆使するなど、多様化するニーズにこたえる企業だ。この住友金属物流鰍ェ、新たに尼崎事業所で取り組んでいるのがリサイクル事業である。
「1994年ごろから産業廃棄物処理に取り組み始めました。昨年、リサイクル法改正が施行されたことをきっかけに、より積極的に事業を進めたいと考えています」と穴本取締役。同社のリサイクル事業の頼もしいパートナーが、100%出資の子会社潟nーモニックスである。
「1995年の発足以来、地下鉄の工事現場などで発生する泥土を、セメントの原材料として100%リサイクルする事業に取り組んでいます。再生された製品はセメント会社で粘土の代替品として利用されています」と、潟nーモニックスの井上取締役。セメント会社で泥土を利用して製造されたセメント製品は、工事現場で使用され、そこから発生する泥土は同様の処理工程を経て、またリサイクルできるという永久の循環システムを完成させた功績は大きい。 |
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KFTの周ゼネラルマネージャーに、同社の発展の経緯をうかがった。「中国南部地区のコンテナ輸送は、90年までは主に香港経由で行われていました。しかし、中国の市場開放政策の進展とともに地元のコンテナバースへの需要は飛躍的に増大。91年、KFTが誕生しました。当社と海外の遠洋航路が本格的に開かれたのは95年。欧州の外航コンテナ船が初めて着岸した時からです。95年に15万TEU であったコンテナ取扱量は、現在に至るまで毎年25%から30%の伸び。今年度は60万TEUと予測しています」。
60万TEUは、深土川地区全体のコンテナ取扱量の約30%を占める数字。急成長の最大の理由は、同社の経営理念の顧客第一主義にある。「よりよいサービスをより安く」をモットーに、需要の拡大とともに顧客本位で港湾施設を整備してきた。たとえばコンテナバースは、ほぼ2年間に1バースの割合で増設し、現在は6バース。96年に2基だったガントリークレーンも、99年には8基を数えるまでになっている。
コンテナ船の大型化が進み、5500〜6200TEUが主流となりつつある昨今であるが、同社のガントリークレーンは8000〜1万TEUの船にも対応できる58mの長さ。また、岸壁の深さも深 地区のバースでは最も深い14メートルと、今後の大型化も見込んだ対応は万全だ。 |
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藤本所長は、「クリーンな作業環境の次に意識したのは生産性。運搬車両、つり具などのオペレーションには、どうしても人の介在が多くなるけれど、このシステムならオペレーターだけで対応できます。さらに、倉庫からの出荷、船への積み込みのタイミングが同期化できたことが効率化につながりました。使っている容器(容量16k)はわずか3個ですが、Aの容器は倉庫で積み込み、Bは運搬、Cは船積みと、同じ時間に3つの容器がフル稼働している。1時間あたり180t出荷を実現するため、当初は1時間で10回の積み込みを目標としていましたが、現在は実に平均12回。最大14回の積み込みが可能となり、シンプルでかつ効率のよいシステムが実現しました」と、作業効率のよさにも高い評価。また、TCMでは24時間稼働である同工場に対応し、24時間保守サービス体制を整えており、「尼崎サービスセンターの対応には感謝しています」との言葉を頂戴した。 |
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地球規模で環境問題への意識が高まる今世紀、同社がリサイクル事業を通じて果たす役割はますます大きくなると予測される。潟nーモニックスでは「産業廃棄物に携わる経験を生かし、ゼロエミッション※に取り組む企業を全面的にサポートしていきたい。そして、廃棄物処理について、積極的に提案営業をしたい」とする。
また、住友金属物流鰍ナは、「今回の新出荷システムのように、ニーズを先取りした最適な物流システムの提案」が今後の果たすべき役割だと考えている。
同社では積極的な物流システムへの取り組みの一環として、鉄鋼製品を船で運ぶRO/RO船への積み込みシステムも導入。また、機会があれば、この誌面でもご紹介したい。
※企業活動や生産活動による排出物・廃棄物を一切出さないようにする仕組み |
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